オプション の価格表 その2
こんにちは、まるです。
前回はオプション の価格表について詳しく見ていきました。
今回はその続きを見ていくことにしましょう。
① 限月とSQ日 と、 ② 権利行使価格 に ついては、
前回の記事を見てくださいね。
③ プレミアム
上記の表の、縦長の青四角で囲っている部分をオプション プレミアムと言います。
左側から順番に、
2月が満期のプレミアム、
3月が満期のプレミアム、
4月が満期のプレミアム、と並んでいます。
わかりやすいように2018年2月満期を、以下に抜き出してみました。
上の表が示している意味は、
2月満期のプットオプション の権利行使価格毎のプレミアムです。
プレミアムとは、売る権利を手に入れるために支払う権利料のことです。
もっとわかりやすく
お願いします |
了解です
|
もっと大きく表示します。
黄色で囲っているところに注目してください。
権利行使価格が 23,250円のプットオプション は、165円を支払って買うことができます。
権利行使価格が、23,125円のプットオプションは、125円を支払って買うことができます。
権利行使価格が、23,000円のプットオプションは、90円を支払って買うことができます。
という意味です。
但し、実際に支払う金額は表示金額の1000倍ですので、要注意です!
例えば、権利行使価格が23,250円のプットオプションが欲しい!と思ったら
165,000円を支払うことで、ゲットすることができます。
かめちゃんずノート
つまり、プレミアムっていうのは
オプションを売ったり買ったりする時の価格って 思ってたらいいんだね! |
ATM(アットザマネー)
表の説明も終わりに近づいてきました。
もう一度オプション の価格表をみてください。
残りは ④と⑤についてですね。
④ この日の日経225先物miniの価格は、文字通りで、
この日の日経225先物miniの終値が 23,330円でしたということです。
このオプションは、日経225先物mini を元に作られている金融商品です、。
(これを言い換えると、日経225先物miniを原資産とするオプション)
ですから、原資産である 日経225先物miniのその日の価格が記されています。
そして、権利行使価格が原資産の価格と等しい状態にあることを、
ATM (アットザマネー)と呼びます。
最後に⑤の数値を見てみましょう。
⑤の黄色枠に囲まれた数字は、
23,000 ・ -330 ・ 90 ですね。
23,000 は、権利行使価格でした。
-330 は、ATMと権利行使価格の差額を示しています。
90は、プレミアムでした。
まとめと復習
前回と、今回で
オプション の価格表の見方をみてきました。
価格表は、証券会社によって多少違いはありますが、概ね同様な見方をすることができます。
そして、今回はプットオプション 側の表を例に見てみましたが、
コールオプション 側にも同様の価格表があります。
ほんの少しだけ応用すれば、プット側と同様に見ることが出来ます。
オプション の価格表の見方は、もう大丈夫!
黄色枠で囲まれた数値は、
日経225OP 18/02 P 23,000 @90 と表記されます。
その意味は、
日経225を原資産とした、
2018年2月9日にSQを迎えるプットオプション のなかの
プレミアムが 90円のもの
ということです。