まるまるオプション

敷居が高いと思われがちなオプションを まるっと学んでいくblog

プットオプション〜1〜

こんにちは、まるです。

オプション初心者のかめちゃんと、ちょっとだけ先輩のわたしとで、
少しずつ勉強していきます。


プットオプションの誕生


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例えば、かめちゃんが10,000円の株を買ったとします。
この後どうなって欲しい?


かめちゃんフルサイズ
ガンガン株価が上がればいい!


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じゃあ、ドカンと下がっちゃったらどうする?



かめちゃんフルサイズ
また上がってくるのを待つかな?



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待ってるうちにますます下がってきたら?



かめちゃんフルサイズ
うぅ〜、もう考えたくない



100%儲かる投資方法って、おそらくこの世に存在しないと思います。
それなら、もし自分が買った株が下がってきた時の対処法をあらかじめ考えておくことはとっても重要。

10,000円で買った株が7,000円まで下がってきたとしたらどうする?

  1. さらに下がると耐えられないので7,000円で売却する。損切りっていうやつですね。(3,000円の損が確定)

  2. 10,000円の株が7,000円以下になってしまっても、その損失を穴埋めできる「保険」を買っておく。(保険に加入)


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かめちゃんはどっちがいい?


かめちゃんフルサイズ
どっちでもいい気がするけど。


1.の場合、10,000円の株が7,000円にまで下がってきた時に売ってしまうのでその時点で3,000円の損失が確定。

2.の場合、10,000円の株がもし7,000円まで下がってきた時は、その後どれだけ下がろうが7,000円で買い取ってもらう約束をあらかじめ交わしておくということ。


この 2番目の の考え方がプットオプションの基本なんです。

このように金融商品を買った人の下落リスクに備える「保険」という考え方から、

プットオプションが誕生したのだそうです。

でも、これだけだったら、かめちゃんが言うように1.でも 2.でも、どっちでもいいよね。

この、プットオプションの考え方をもとに派生して出来た金融商品が、   

現在のオプションなんです。

オプションにはプットの他にコールというのもありますが、

まずはプットから少しずつ学習していきましょう。