オプション 実践会に参加してきました
こんにちは、まるです。
先日、大阪で開催されたオプション の実践会に参加してきました。
その内容についてご紹介します。
それにしても、大阪の街は、暑かったです〜。
日経225オプション 実践会
主催は、オプション トレード普及協会さんでした。
『実践会』と名の付く通り、先生の講義を聞くだけではなく、
参加者同士で話し合って、考えて、答えを導き出すスタイルも含まれていたので、
とても楽しく学ぶことが出来ました。
なかでも、オプション の模擬取引ができたことで、
オプションをリアルに体験でき、とても印象に残りました。
実践会の『目標』
今回のオプション実践会の 目標 は、
オプション取引が初めての人はもちろん、
オプションのことは少しは知っているけれど、
実際にどこでエントリーしたらいいの?
と、なかなかリアルトレードに進めない人が、
最初の一歩を踏み出せるようになること。
0 ➡︎ 1 ゼロから1に、一歩踏み出そう というのが目標でした。
参加者の中には、すでに実際にオプション取引をされている方も複数いらっしゃいました。
そういう方達にとっても、
『オプション の意味 』を再認識できるとても良い内容だったと思います。
子供銀行券で模擬取引も
オプション の意味を理解しやすいように、
子供銀行券(おもちゃのお金)や、今では見かけなくなった本物の株券を使って、
模擬取引を体験しました。
何か楽しそう
わたしにも教えて! |
それでは次回から
かめちゃんにわかってもらえるように説明するね |
まとめ
楽しく学べた オプション 実践会について、今回はアウトラインだけでした。
次回から、学んできたことを少しずつお話ししようと思っています。
今回のオプション 実践会を主催された、「オプション トレード普及協会」さんは、
とても内容の濃い無料動画を多数、WEBにUPされています!
オプション の価格表 その2
こんにちは、まるです。
前回はオプション の価格表について詳しく見ていきました。
今回はその続きを見ていくことにしましょう。
① 限月とSQ日 と、 ② 権利行使価格 に ついては、
前回の記事を見てくださいね。
③ プレミアム
上記の表の、縦長の青四角で囲っている部分をオプション プレミアムと言います。
左側から順番に、
2月が満期のプレミアム、
3月が満期のプレミアム、
4月が満期のプレミアム、と並んでいます。
わかりやすいように2018年2月満期を、以下に抜き出してみました。
上の表が示している意味は、
2月満期のプットオプション の権利行使価格毎のプレミアムです。
プレミアムとは、売る権利を手に入れるために支払う権利料のことです。
もっとわかりやすく
お願いします |
了解です
|
もっと大きく表示します。
黄色で囲っているところに注目してください。
権利行使価格が 23,250円のプットオプション は、165円を支払って買うことができます。
権利行使価格が、23,125円のプットオプションは、125円を支払って買うことができます。
権利行使価格が、23,000円のプットオプションは、90円を支払って買うことができます。
という意味です。
但し、実際に支払う金額は表示金額の1000倍ですので、要注意です!
例えば、権利行使価格が23,250円のプットオプションが欲しい!と思ったら
165,000円を支払うことで、ゲットすることができます。
かめちゃんずノート
つまり、プレミアムっていうのは
オプションを売ったり買ったりする時の価格って 思ってたらいいんだね! |
ATM(アットザマネー)
表の説明も終わりに近づいてきました。
もう一度オプション の価格表をみてください。
残りは ④と⑤についてですね。
④ この日の日経225先物miniの価格は、文字通りで、
この日の日経225先物miniの終値が 23,330円でしたということです。
このオプションは、日経225先物mini を元に作られている金融商品です、。
(これを言い換えると、日経225先物miniを原資産とするオプション)
ですから、原資産である 日経225先物miniのその日の価格が記されています。
そして、権利行使価格が原資産の価格と等しい状態にあることを、
ATM (アットザマネー)と呼びます。
最後に⑤の数値を見てみましょう。
⑤の黄色枠に囲まれた数字は、
23,000 ・ -330 ・ 90 ですね。
23,000 は、権利行使価格でした。
-330 は、ATMと権利行使価格の差額を示しています。
90は、プレミアムでした。
まとめと復習
前回と、今回で
オプション の価格表の見方をみてきました。
価格表は、証券会社によって多少違いはありますが、概ね同様な見方をすることができます。
そして、今回はプットオプション 側の表を例に見てみましたが、
コールオプション 側にも同様の価格表があります。
ほんの少しだけ応用すれば、プット側と同様に見ることが出来ます。
オプション の価格表の見方は、もう大丈夫!
黄色枠で囲まれた数値は、
日経225OP 18/02 P 23,000 @90 と表記されます。
その意味は、
日経225を原資産とした、
2018年2月9日にSQを迎えるプットオプション のなかの
プレミアムが 90円のもの
ということです。
オプション の価格表
こんにちは、まるです。
前回と前々回はプットオプション の威力を実際の例を挙げて見てみました。
きょうは、もう少し詳しく見ていきましょう。
前回出てきた "表" の意味がよくわからなかったよ
ちょっと興味が出てきたので、もっと知りたい! |
それでは、かめちゃんのリクエストにお応えして、
オプション の価格表を見ていきましょう。
オプション の価格表の見方
今回も、プットオプション の部分だけを取り出して見ていきます。
オプションには、プットオプション の他にコールオプションもありますが、
基本的には同様の見方をします。
① 限月とSQ日
価格表の①の横長の赤枠で示している部分が限月とSQ日です。
2018年02月限 の意味は・・・2018年2月に満期を迎えるオプション、という意味です。
そして、「限月が2月のオプション」という言い方をします。
2月9日(7) の意味は・・・2月9日が満期日で、満期日まであと7日あります、という意味です。
そして、この月毎にやってくる満期日のことを SQ日とか、SQなどと呼びます。
3月限、4月限も同様です。
② 権利行使価格
価格表の②の縦長の赤枠で示している各々の数値を権利行使価格と言います。
23,250 ・ 23,125 ・ 23,000 ・ 22,875 ・・・ と、125円おきに並んでいます。
それぞれが、
「権利行使価格が 23,250円の プットオプション」
「権利行使価格が 23,125円の プットオプション」
「権利行使価格が 23,000円の プットオプション」
「権利行使価格が 22,875円の プットオプション」
と呼ばれます。
権利行使価格というと難しいですが、
それぞれが株でいうところの「銘柄」のようなものです。
オプションの銘柄は 次のように表記されます。
日経225OP 18/02 P 23,000
これの意味するところは、
2018年2月限月の、権利行使価格が 23,000円のプットオプションです。
かめちゃんずノート
ふんわり わかってきたよ
「権利行使価格」のところにある数字って、 「23,000円で売る権利」とか「22,875円で売る権利」という 銘柄って考えればいいんだね! |
プットオプション の威力 その2
こんにちは、まるです。
前回はプットオプションの威力について、例を挙げて見てみました。
今回は、もう何例か見てみることにしましょう。
今回も表を使って説明するけど、
この表のことはまだ理解できなくて大丈夫です。 |
了解です
|
プットオプションを買ってみたら
プットオプションを買ったあと、どのような値動きをするのか
表を使って見ていくことにします。
ひとつ目の例です
上の表の赤四角で囲ってあるプットオプションをこの日に買ったとします。
買うのに必要な資金は、90,000円でした。
なぜ90,000円になるのかは、この表を見れば分かるのですが、詳しくはまた後日説明します。
その後の経過を表したのが下の表です。
9万円で買ったプットオプションが、
次の日には315,000円になり、その次の日には140万円を超えていますね。(緑四角)
次の例です
同じ日に、もっと少ない資金で買えるプットオプションを買ったとします。
買うのに必要な資金は、10,000円でした。
その後の経過を表したのが下の表です。
1万円で買ったプットオプションが、
次の日には55,000円になり、その次の日には70万円を超えていますね。(緑四角)
最後の例です
同じ日に、もっともっと少ない資金で買えるプットオプションを買ったとします。
買うのに必要な資金は、1,000円でした。
その後の経過を表したのが下の表です。
1,000円で買ったプットオプションが、
次の日には6,000円になり、その次の日には20万円近くまでに増えていますね。(緑四角)
まとめ
今回は、プットオプションを買った後に価格がどのように動いていったか、
実際の例を見ていきました。
もちろん、毎回このようにうまくいく訳ではありませんが、
少額な資金からでも大きく増やせるチャンスがあることがわかりましたね。
次回はもう少しだけ詳しくみていきましょうね
|
かめちゃんず ノート
すごい!
資金も少なくて良いんだね! 私にもできそう!! |
プットオプションの威力
こんにちは、まるです。
前回はプットオプションについて少しお話ししました。
前回は、プットは「保険」という考え方から誕生したんだよ、というお話しでした。
かめちゃん、理解できたかな? |
あの時は理解できたような気がしたけど、
時間が経つとわかんなくなっちゃった〜 |
そっか〜、今日はオプションが実際にどんな動きをするのか見てみよう!
オプションでどうやって儲けるのかってお話なら興味あるんじゃない? |
それは興味ありあり〜 |
「プットオプション」を買ったら?
実際の例を挙げてお話しします。
ある日のプットオプションの価格を表したのが次の表です。
ちょっと難しそうだけど、慣れれば簡単です。
Aさんは、赤色の四角で囲ってあるプットオプションをこの日に買うことにしました。
このプットオプションの名前は、
16/01 P 18,750 と表します。
この意味の説明は後にするとして、このオプションを買ったAさんが、
その後どうなったかが気になりますね。
Aさんは、この 16/01 P 18,750 を95,000円で買うことができました。
そして、Aさんがこのプットオプションを買った後の値動きを表したのが次の表です。
緑の四角で囲っている部分が利益の推移です。
1営業日後には300,000円の利益となり、
満期の日(SQと言います)には、なんと、
1,235,000円の利益になったということがこの表からわかります。(オレンジの四角で囲ってある部分)
Aさんは最初に95,000円支払ってプットオプションを買うことで、
わずか5営業日後に1,235,000円もの利益を得ることができました! 今回出てきた図は、プットオプションを買った後にどうなったかを示すために出したけど、今は気にしなくても大丈夫だよ。 |
オッケー!気にしないよ。
て言うか、値段が10倍以上も跳ね上がってるよね!これ、株より凄いよ!ビットコインやるよりもこっちのほうが凄いってことだよね! |
プットオプション〜1〜
こんにちは、まるです。
オプション初心者のかめちゃんと、ちょっとだけ先輩のわたしとで、
少しずつ勉強していきます。
プットオプションの誕生
例えば、かめちゃんが10,000円の株を買ったとします。
この後どうなって欲しい?
ガンガン株価が上がればいい!
じゃあ、ドカンと下がっちゃったらどうする?
また上がってくるのを待つかな?
待ってるうちにますます下がってきたら?
うぅ〜、もう考えたくない
100%儲かる投資方法って、おそらくこの世に存在しないと思います。
それなら、もし自分が買った株が下がってきた時の対処法をあらかじめ考えておくことはとっても重要。
10,000円で買った株が7,000円まで下がってきたとしたらどうする?
さらに下がると耐えられないので7,000円で売却する。損切りっていうやつですね。(3,000円の損が確定)
10,000円の株が7,000円以下になってしまっても、その損失を穴埋めできる「保険」を買っておく。(保険に加入)
かめちゃんはどっちがいい?
どっちでもいい気がするけど。
1.の場合、10,000円の株が7,000円にまで下がってきた時に売ってしまうのでその時点で3,000円の損失が確定。
2.の場合、10,000円の株がもし7,000円まで下がってきた時は、その後どれだけ下がろうが7,000円で買い取ってもらう約束をあらかじめ交わしておくということ。
このように金融商品を買った人の下落リスクに備える「保険」という考え方から、
プットオプションが誕生したのだそうです。
でも、これだけだったら、かめちゃんが言うように1.でも 2.でも、どっちでもいいよね。
この、プットオプションの考え方をもとに派生して出来た金融商品が、
現在のオプションなんです。
オプションにはプットの他にコールというのもありますが、
まずはプットから少しずつ学習していきましょう。
オプションのお勉強 楽しみます!
こんにちは、まるです。
オプションには色々な専門用語が出てきます。
コールオプション、プットオプション、権利行使価格、
プレミアム、アットザマネー・・等々
用語が難しくて「オプション勉強するぞ!」の初心が折れそうになります。
最初から全部理解しようと思ったら、そこから一歩も進めなくなっちゃいます。
わたしは、
わからない用語が出てきたらその都度WEBや書籍で調べてみる。
それでも理解できなければ、そこのところはとりあえず横に置いておく。
モヤモヤ感は拭えませんが、後になって「そういう事だったのか!」って自然と理解できることもありました。
モヤモヤしてても、とりあえず前に進みましょう。
売る権利を買うって??
オプションやってみたくてWebで調べてみたけど、
売る権利を買う?売る?のところで分かんなくなってるんですけど。